二様 の例文

二様 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「二様」の書籍での例文

恐らく別々の系統から出た二様の様式が、日本語の上に、長く痕を引いて残つたものと見るのが、一番無理のない考へ方なのであらう。
日琉語族論
折口信夫
個人の経験から言つても、それ以来、信太妻伝説の背景が、二様の妥当性の重ね写真になつて来たことは事実である。
信太妻の話
折口信夫
ごろつきの意味に就ては、二様に考へられてゐる。
ごろつきの話
折口信夫
けれども、人麿が長歌を二様に作り、第一の長歌では遠い過去のこと、第二は比較的近事のことを咏んだとせば解釈がつくので、此は同一人だと考へても差支ないと思ふ。
人麿の妻
斎藤茂吉

「二様」のオンラインでの例文

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