「無性様」の例文

「無性様」の書籍での例文

なぜ足の達者なうちに踏破を試みなかったか、ここにも無性が祟っている。

元來自分は大の無性者にて思ひ立た旅行もなか／＼實行しないのが今度といふ今度は友人や家族の切なる勸告でヤツと出掛けることになつたのである。

それはひそかに無性な触覚の気安さから一たび風が吹き出すと、吹雪のように中空に、地上に舞い立ち渦巻くあわただしさと変った。

馬が溺りをする時だけ彼れは不性無性に立どまった。

楽師たちはかまびすしく音楽を奏で、娘や新造や、派手な波蘭服を着た哥薩克たちは矢鱈無性に踊りまはつた。

ミラーがあるのでそんなに窮屈に感じないし、無性に落ち着く。

僕）無性に「今日絶対これ食いてえ！」みたいなとき、あるよね。

わからないが、なぜか無性に気になってしょうがない。

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