獰猛 の例文

獰猛 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「獰猛」の書籍での例文

一匹の猩々が獰猛な力をもつて二人の婦人を惨殺してしまつたのだ。
自然と人とは、時には獰猛に闘い、時には肉親のように睦び合った。
獰猛にして巨大、しかも狡猾にして人間の肉と、馬の肉を好むという羆は、一体どんな肉の味を持っているのだろう。
——しかしその獰猛さを一番に語っていそうなのは、しなやかな丸太棒とでもいいたいようなその四肢だった。
彼は非常に獰猛な性質であり、また彼の権限を犯すようなことに対しては、すこぶる敏感をもっているからである。
幕はまるで円頂閣のような、ただ一つの窓を残して、この獰猛な灰色の蜘蛛を真昼の青空から遮断してしまった。
これはわたくしの性の獰猛なのによるか。
これ私の性の獰猛なるに由る乎、癡愚なるに由る乎、自分には解らぬが、併し今の私に人間の生死、殊に死刑に就ては、粗ぼ左の如き考えを有って居る。
誰かあの岩疊の體格、獰猛な顏容の裡に此種の sentimentalisme を豫期しよう。
下顎骨の長い、獰猛に見える伍長が突っ立ったまゝ云った。

「獰猛」のオンラインでの例文

こうしてひとたび巣を設営すると、きわめて獰猛な性質を発揮して守り抜くのです。

「獰猛」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

猛烈濘猛強暴凶猛兇猛狂暴兇暴凄絶どう猛強烈凶暴

「獰猛」の関連語句

猛烈勁烈劇しい烈しい激烈凄烈強烈激しい

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