)若し単に内容に即して、かう云ふ短詩を発句と呼ぶならば、発句は他の文芸的形式と、——たとへば漢詩などと
異らないであらう。
今茲に私の
異態の知れない思想を一冊の詩集にまとめて世におくるといふことは、喜んで良いことであらうか、悲しんで良いことであらうか、私自身わからない。
一人は色の黒い眉の太い立派な体格の男だったが、憔悴していることは前者と
異らない。
保篠龍緒君訳する所の「虎の牙」も私には大きな驚
異だった。
といわれ、はじめて気がついたように折竹をみると、色こそ、※※の※※のような夷蛮と
異らないが、どこかに影がうすれたような憔悴の色がある。
そうして、いまでも、その巨人化と密生とは昔日に
異らなかった。
東亞の文化の進み方には、世界の他の地方と
異る一つの型がある。
が何も御自分勝手にさういふ風をなさるのも、
異裝をするのも惡い事ではない。