するとまたその翌日、七月二十七日に、やはり前回と同じ時刻に同じような症状が始まり、嘔吐ばかりでなく下
痢をも伴い、患者は苦痛のあまり昏睡に陥りました。
それに、二週間ばかり前から疑似赤
痢とも云ふやうな病気にかかつて、漸く一二日前から普通の食事を許されて、まだ寝床に横はつてゐた。
私は、双葉山の罹かつたアメーバ赤
痢といふのを、双葉山自身よりも、ほかの双葉山批評家よりも、余程重く考へてゐるものである。
種痘はペン先の古きを砥いで之を行ひ、注射の針は八回に及ぶも之を替へず、下
痢止めには懐炉灰を飲ませ、細君のお産は三日目に床上げをさせるのである。
そしてすぐ上京するつもりであつたのが、子供が赤
痢になつたので十一月過ぎても上京せずにゐる。
甚だ尾籠なお話ですが、第一下
痢をする時には何だか鮫の卵か何かを生み落してゐるやうに感ずるのです。
一体下
痢をする度に大きい蘇鉄を思ひ出すのは僕一人に限つてゐるのかしら?
が、医療設備など何ひとつなく、ただキナエンだけは豊富にあると見えて、赤
痢にもキナエンを服まされた。
天理樣拜んで赤
痢神が取附かねえだら、ハア、何で醫者藥が要るものかよ。