皺む
の例文
縮らす・皺める・縮れる 等の意味を持つ「皺む」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。
基本形→
皺
「皺む」の書籍での例文
夜目にはその着ている物の色目もはっきりとは知れなかったが、筒袖も袴も洗いざらしのように色がさめて、袴の裾は
皺
だらけに巻くれあがっていた。
玉藻の前
岡本綺堂
平生はあるとも見えぬ
皺
が、分明に出来る。
高山の雪
小島烏水
一枚一枚アイロンをかけて
皺
をのばさう、
小熊秀雄全集-07
小熊秀雄
顔は
皺
こそ多いものの、まず好男子と評しても好い。
不思議な島
芥川竜之介
翁は、眦に
皺
をよせて笑った。
運
芥川竜之介
蒼白い
皺
だらけの顔に、婆さんは、鷹揚な微笑を浮かべて、よろこびの表情を示した。
駈落
佐左木俊郎
うす痘痕のある顔は、顴骨ばかり露に痩せ細つて、
皺
に囲まれた唇にも、とうに血の気はなくなつてしまつた。
枯野抄
芥川竜之介
しまひには涙も幾すぢか
皺
だらけの頬を伝はりはじめた。
一塊の土
芥川竜之介
舟とどめて互いに何をか語りしと問えど、酔うても言葉すくなき彼はただ額に深き二条の
皺
寄せて笑うのみ、その笑いはどことなく悲しげなるぞうたてき。
源おじ
国木田独歩
その灰色に縦横の
皺
があって、くぼんだ所は鼠色の影をひいている。
槍が岳に登った記
芥川竜之介
「皺む」のオンラインでの例文
トリニティ―の
皺
ひとつさえ強さと美しさをあらわすものであること、本当にかっこよかった。
タロウ
僕は思わず眉間に
皺
を寄せた。
兄弟航路
皺
になっても自然な、いやそのほうが雰囲気を醸す生地なのだ。
菊地正夫
衣服を購入する際に私が重視していることは、洗濯機で洗えるほど生地が頑強なもので、
皺
になりにくく、染みが目立たず、アイロンを掛ける必要のないことである。
北欧の街角で
デスクワークの時には長時間座っていても
皺
が気にならないちょっぴりお洒落なファッションで出勤していました。
山田幸子フリーアナウンサー
曾祖母の顔は年相応に
皺
だらけで、指だって節が目立っていた。
きゅーび
「皺む」の関連語句
折畳む
畳む
折り畳む
折りたたむ
収縮
狭める
削除依頼
©2025 ALCL Media Div. All Rights Reserved
〒160-0021
新宿区歌舞伎町 2-25-8 エコプレイス新宿ビル 124
ALCL メディア事業部