眼光々 の例文

眼光々 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→眼光

「眼光々」の書籍での例文

欠けてゐるどころか人並以上に眼光が鋭く性格把握の能力が勝れてゐるのは「バイロン論」を読めば分る。
既に斯くの如しとせば、予等独自の眼光を以て万象を観んとする芸術の士の、梅花に好意を感ぜざるは必しも怪しむを要せざるべし。
隊長格は庄内の清河八郎で、丈のすらりとした面長の好男子、眼光鋭く人を射る男だつたと云ふ。
それでいて眼光や声音から想像すると、まだ五十になったかならないか位らしい。
顔の寸法も、もっと長く、鼻はきりりとひきしまり、口もたいへんに大きくて、そして眼光なんか、実にもう生々としているのだ。
この使が帰国しての報告の中に、秀吉の容貌矮陋面色※黒、眼光人を射るとある。
彼は髯から手を放すと、やや反り身になって、鼻の高い、眼光の鋭い顔を時々ちらりと眺めながら、勢いよく手真似をして、しゃべり出した。
私などは近頃、ついうっかりと美人の鼻の穴の黒き汚れや皺の数とその方向に見惚れたり、その皺によって運勢までも観破しかねまじき眼光の輝きをわれながら感じて来た。
雫の垂れた洋傘をひっさげて、部屋の扉を押して入ったとたんに、応接椅子の上に、腰を下ろしていた見慣れぬ仁が、ただならぬ眼光で、余の方をふりかえった。
が、僕の眼光ではどうも判然とは鑑定出来ない、唯まつ赤な贋せものだけはおのづから正体を現はしてくれる。

「眼光々」のオンラインでの例文

 しかし、そこに立っていたのは195cmはあるしっかりと筋肉のついたスポーツマン体型のいかつい無表情な眼光だけは鋭い男だったのだから。
鋭い眼光で、俺の頭からつま先までを吟味するように眺めた。

「眼光々」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

判断力々明察々分別々鑑識々明敏々識別々甲乙々見識々洞察々物心々

「眼光々」の関連語句

分別別ち明哲さ智恵明智聡明さ分ち分かち知慮賢さ賢慮智慮俐発賢明さ智慧明達知恵

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