稍たる の例文

聊か・少々・少し・小々・こころもち・些と・一寸 等の意味を持つ「稍たる」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


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「稍たる」の書籍での例文

しかしこう霧が降りていては、連絡をとるのに困難を覚えた。
阿闍梨は、身を後へすべらせながら眸を凝らして、じっとその翁を見た。
板倉修理は、病後の疲労が恢復すると同時に、はげしい神経衰弱に襲われた。
南鯱は雌でその高さ八尺三寸五分と註され、北鯱は雄で、大きく、高さ八尺五寸あった。
本篇一四頁上段に曰く「先に友の勧めしときは大臣の信用は屋上の禽の如くなりしが今はやこれを得たるかと思はるゝ云々」と。
日本語に之を重訳して罪過と謂ふは々穏当ならざるが如しと雖も、世にアイデアル、リアルを訳して理想的、実写的とさへ言ふことあれば、是れ亦差して咎むべきにあらず。
源太郎は年の故で曲つた太い腰をヨタ/\させながら、銀場の横の狭い通り口へ一杯になつて、角帯の小さな結び目を見せつゝ、背後の三畳へ入つた。
馬琴滝沢瑣吉は、微笑しながら、皮肉にかう答へた。
が、裏の物干臺の上に枝を張つてゐる隣家の庭の木蓮の堅い蕾は色づきかけても、彼等の落着く家とては容易に見つかりさうもなかつた。
「……郊外に居を移してから僕の宗教的情調は深くなって来た。

「稍たる」のオンラインでの例文

「稍たる」の現代の例文は見つかりませんでした

「稍たる」の他の表現

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ちょっくらたるぽつりぽつりたる聊かたるある程度たる少々たるぽつぽつたる少したるちっともたるもそっとたるちょっくりたる少しくたるややたる些とたるちょっとたるぽっちりたるちょんぼりたる多少たるちびっとたるちょびっとたる些ともたる鳥渡たるちょこんとたるわずかたるちょいたる些かたる

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