稚気
の例文
稚気 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。
「稚気」の書籍での例文
バイロンは極めて
稚気
愛すべき名誉心を持つた男で、ある時人が彼をルッソーに比較した。
牧野さんの死
坂口安吾
兄は、まだ
稚気
の抜け切らぬ愛らしく淋しい青年の顔を妹の方へ向けて笑った。
兄妹
岡本かの子
ともよは幼い時から、こういう男達は見なれて、その男たちを通して世の中を頃あいでこだわらない、いささか
稚気
のあるものに感じて来ていた。
鮨
岡本かの子
稚気
笑ふべきかな。
醜婦を呵す
泉鏡花
一般の西洋人は、茶の湯を見て、東洋の珍奇、
稚気
をなしている千百の奇癖のまたの例に過ぎないと思って、袖の下で笑っているであろう。
茶の本
岡倉覚三
「稚気」のオンラインでの例文
オムライスという言葉から連想される、
稚気
を帯びた拙いぎらぎらとした感情を包むように、素朴なオムライスを作った。
肺つべ
「稚気」の関連語句
若さ
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