突き出 の例文

突き出 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「突き出」の書籍での例文

不精者らしいことは、その大きく突き出た顎のじじむさいひげが物語っている。
十年前、熊野に旅して、光り充つ真昼の海に突き出た大王个崎の尽端に立つた時、遥かな波路の果に、わが魂のふるさとのある様な気がしてならなかつた。
舞台正面は座敷の縁、二階から突き出た露台。
それが、丁度、地下から突き出て来るように、一昨日よりは昨日、昨日よりは今日の方がより高くもれ上って来た。
額の狭い、顴骨の突き出た、頬鬚の深い男である。
水に突き出た高島城、四万石の小大名ながら、諏訪家は仲々の家柄であった。
その棒を身体の前へ突き出突き出しして、畑でもなんでも盲滅法に走るのだそうである。
私は彼の顴骨が異樣に突き出し兩眼が深く落ち窪んで、この一月の間にみるめもなく衰えているのを見た。
右を見ても左を見ても眼のとどくかぎり、恐ろしいくらいに黒い突き出た絶壁が、この世界の城壁のように長くつらなっている。
そして倒れるときに、彼女の屍衣がなにか内側に突き出ていた鉄細工に絡まった。

「突き出」のオンラインでの例文

 長城は、満州と境界を接する河北省の海に突き出た東端の山海関をスタート地点とすると西へ西へと延びていく。
そのボコッと突き出た胸の少し上に耳を当てるとトク……トク……心臓が動いてる音がしました。
台の底の中心から針が突き出ているから、そこに木をブスッと刺した上で、横から4つの支えを絞り込んでいって固定する。

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