もっとも、
組合や座がヨタモノの集りだというのじゃなくて、人間窮すればみんなヨタモノである、ヨタモノの縄張りの精神に帰する、要するに、然し、窮しているからだ。
その当然なことに
組合側は正当な認識をもつべきだと私は思う。
無益な対立は双方のためにならぬといつて、同業
組合の設立を提案し、相手がほとんど素人であるのを知ると、種狐の斡旋や飼育法の指導に乗り出した。
これは劇作家
組合の規定で入場料の十パーセント以上となつてゐるから、大体の想像はつくと思ふ。
俳優
組合の規定では、一季節間の契約なら、一ヶ月最低給料六百五十法、一興業期間なら、一晩三十法といふことになつてゐる。
戯曲家の方ではさういふ
組合なり、何なりを作るとして、今度は芝居の真似でもして見ようと思ふ人達は、今こそ、乗ずべき時である。
つまり今後の諸君のこの土地における生活は、諸君が組織する自由な
組合というような形になると思いますが、その運用には相当の習練が必要です。