天武持
統両夫妻帝か、その前の天智帝の時に当ると私は思っているのです。
我等は現在の瞬間々々に於て本
統に生きるものだと云つてゐる。
金応瑞は義州の
統軍亭へ駈けつけ、憔悴した宣祖王の竜顔を拝した。
維新の五ヶ條の御誓文の一にある、知識を世界に求めて、大いに皇基を振起することは、我が國古來傳
統の大方針と認めねばならぬ。
さういふ風にして、虚構の多い歌を作り、歌物語を作つてゐた、其傳
統を承け繼いだ連歌師・誹諧師が、虚構の文學を作るのは、當然のことゝ言へよう。
そこで、先づ、僕の意見を述べて掛るのが本
統であらうが、僕は至つて議論が下手である——友人は明確な論理を以て居ないからだと云ふ。
然るに翌年幸ひにも又安藤昌益の著した
統道眞傳と云ふ書物を得ることが出來た。
もう、死んだんが本
統であったんやも知れんけど、兎角、勇気のないもんがこない目に会うて」と、左の肩を振って見せたが、腕がないので、袖がただぶらりと垂れていた。