綽名 の例文

綽名 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「綽名」の書籍での例文

「お寺さん」という綽名はそれと知らずにつけられたのだが、実は寺田の生家は代々堀川の仏具屋で、寺田の嫁も商売柄僧侶の娘を貰うつもりだったのだ。
幼いとき、小学校の「山羊」という綽名のある校長さんから、面白いお伽噺をして貰ったが、その中で、最もよく覚えているのは、こんな噺であった。
「園部さん、窓をあけてよ、暑いわ」みどりが「お狐さん」と綽名されているすこし上り気味の腫れ瞼をもった眼を、苦しそうにあげて云った。
そして、先生は「三ツ口」といふ綽名だけが頭に残つてゐる。
御熊野横町の名は昔から呼び習わしていたのであるが、近年は更に羅生門横町という綽名が出来た。
お化け師匠の綽名はそれから産み出されたのであった。
「学者ぢやないけれど、金どんはあんまり生物識を振まはすから、丸善ぢや学者つて綽名がついてゐるんだよ。
一年程經つてから、白井樣の番頭を勤めてゐた人の息子で、薄野呂なところからノロ勘と綽名された、十六の勘之助といふのが、源助さんに弟子入をした。
平生から氣の合はない同僚を、犬だの、黴菌だの、張子だの、麥酒罎だのと色々綽名をつけて、糞味噌に罵倒する。
で、業平橋に住居して居りました処から業平文治といいますか、乃至浪島を誤って業平と申しましたか、但しは男の好いところから斯く綽名いたしたものかは確と分りませぬ。

「綽名」のオンラインでの例文

「綽名」の現代の例文は見つかりませんでした

「綽名」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

渾名仇名ニックネームあだ名愛称通称

「綽名」の関連語句

名まえ名目名称称呼称号名前

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