談話者又報告者ノ言葉モナルベク保存シ、話ノ順序、ノ混雜シタノヤ不得要領ナノモ故意ニ其儘ニシテ
置イタ、サウシタ方ガ史料トシテノ價値ヲ損ジナイト思フカラデアル。
三、丈が二尺グライノ花瓶、口ニ拇指ヲ
置キテ指ヲ中ニサシ入レテ花瓶ノ内側ヲサグリ、中指ガアタルトコロニ、小サク5098ト墨書シアリ。
科に落つるをままに任せ
置たるは、頗る天魔を造りたるものなり。
尚以彼の草稿は極秘に致し
置、今日に至るまで二、三親友の外へは誰れにも見せ不申候。
此邊の百姓にはまだ、子供を學校に出すよりは家に
置て子守をさした方が可いと思つてる者が少なくない。
漢族は夙に自らその四隣の異族と區別して、夏と稱し、又は諸夏・中夏・華夏・中華・中國等と稱して、彼等自身の優秀を誇り、高く標
置して居つた。
梅「寒いから一杯お飲べかえ、沢山飲むといけないよ、二合にしてお
置よ、三合に成ると少し舌が廻らなくなる、身体に障るだろうと思って案じられるから」
主人の少女は小さな箱から氷の片を二ツ三ツ、皿に乗せて出して、少年の枕頭に
置て、「もう此限ですよ、また明日買ってあげましょうねエ」