扨時勢の事ハ一二、三吉兄の方に申上候間、御
聞取可被遣候。
追白、此便ニ森玄道ニ申遣セし事ハ実ニ小事件ながら実にむごそふなる※なれバ、森及井藤助太夫共より申上候得バ、宜しく御
聞取奉願候。
其事共ハくハ敷、さし出候中島作太郎に申聞候間、御
聞取可被遣。
然、私の心中などのこらず此の為に咄有之候間、くは敷御
聞取可被遣と存候。
一、兼而私ら両人の所ハ三印両兄
聞取ニ相成、御家に止宿御頼申候事故、私両人生活の一事ハ一切上の両兄に御引合可被遣候。
私儀此頃甚多端、別紙福田氏より申上候、御
聞取可被遣候。
其故ハ云々——此間ハ石田栄吉よりくハ敷申上ル御
聞取ニて御返書書奉願候。