凡隊中所費ノ銭糧 其自営ノ功ニ取ル亦互ニ相分配シ 私スル所アル勿レ 若挙事用‐度不足 或ハ学料欠乏ヲ
致ストキハ隊長建議シ 出碕官ノ給弁ヲ竢ツ
返弁之儀当暮限壱割五歩之利足を加、元利共必然皆済可
致、仍之借用始末如件候。
吉助「御水を頂戴
致いてから、じゅりあのと申す名を賜ってござる。
たゞ其の三者の佳
致を併有して、一編の奇話を構成するところは、女仙外史の西遊水滸三国諸書に勝る所以にして、其の大体の風度は平妖伝に似たりというべし。
過日御示被下候貴著瘠我慢中、事実相違之廉並に小生之所見もあらば云々との御意
致拝承候。
「唖ニ候エバ、御筆問下サレ度、陰陽四十八占、何ナリト筆答
致ベク候。
御相宿なら半値に
致スまするがいかがでござりまする」
言を換へて云へば両著書が小極
致とするところは、何れにありや、何れにありて同
致を見はすや。
それがしは日頃山ずまひのみ
致いて居れば、どの殿の旗下に立つて、合戦を仕らうやら、とんと分別を
致さうやうもござない。
予は既に、歳月の久しき、嗜好の屡※變じ、文
致の畫一なり難きを憾み、又筆を擱くことの頻にして、興に乘じて揮瀉すること能はざるを惜みたりき。
