致さ の例文

致さ の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「致さ」の書籍での例文

もし滅火の術を用いたと致さば——」
別に活計に困る訳じゃなし、奢りも致さず、偏屈でもなく、ものはよく分る、男も好し、誰が目にも良い人。
改めて三本勝負を致されるか、それとも拙者が殿への申訳けに切腹しようか。
いずれにしても、等閑には致されない事件と認められて、第一の報告者たる半七が、その探索を申し付けられた。
月君が建文帝の為に兵を挙ぐるの事は、姑摩媛が南朝の為に力を致さんとするの藍本たらずんばあらず。
「喃! おやじ! なぜ返事を致さぬ! 黙っているは女難も分らぬと申すか!」
その節父の申し候は、涼風の立ち次第秀林院様へお暇を願ひ、嫁入り致させ候べしとのことに御座候。
それがしは日頃山ずまひのみ致いて居れば、どの殿の旗下に立つて、合戦を仕らうやら、とんと分別を致さうやうもござない。
然るを落命致させては、其甲斐、万が一にも無之かる可く候。
この行基菩薩という方は大和国菅原寺の住僧でありましたが、陶器の製法を発明致されたとの事であります。

「致さ」のオンラインでの例文

 私が好きな一文は、「善く戦う者は、人を致して人に致されず」(戦い上手な者は、自分が主導権を握り、相手を翻弄し相手に翻弄されることがない。

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