普通の人相見は、人相を見ても、実際その人間の性根や
行状を調べることが出来ないから、自分の鑑定の当否を知ることが出来ない。
馬印は別に、白地に朱題目を書いた物である(清正
行状記)。
しかし当時、尊王攘夷の熱が青年の間に高かった世の中であったから、儀右衛門の平素の
行状から推察して、水戸行は恐らく偽りではあるまいと思ったのである。
しかし今夜は残念ながら、一々そう云う
行状を話している暇はありません。
政秀の諫死によって信長大いに
行状を改めたが同時に、その天稟の武威を振い出した。
平太郎は知行二百石の側役で、算筆に達した老人であったが、平生の
行状から推して見ても、恨を受けるような人物では決してなかった。
かう云ふ金花の
行状は、勿論彼女が生れつきにも、拠つてゐるのに違ひなかつた。
何故と申し候はば、貴殿平生の
行状誠に面白からず、別して、私始め村方の者の神仏を拝み候を、悪魔外道に憑かれたる所行なりなど、屡誹謗致され候由、確と承り居り候。