「衡器」の例文

「衡器」の書籍での例文

現在の僕の生活に於ける絶望と退屈とが、まず大体の動向を決定してしまったというわけで、向うさんのいう条件をいちいち、衡器に掛けて決定したわけではない。

池谷賞の詮衡を終つた。

そしてまた、武田さんは私の「夫婦善哉」という小説を、文芸推薦の選衡委員会で極力推薦してくれたことは、速記に明らかである。

南斗北秤とて、南支那と北支那の間で量衡に相違あるが、同一の北支那でも、秤は區々で一定して居らぬ。

藤原のとき實、橘の季衡、こと人々追ひきたり。

さらに関税自主権がないことによる輸出入の不均衡が物価上昇をまねき、生活に打撃を与えていた。

物質と反物質に不均衡が生じた結果、物質だけが残りました。

田崎晴明「ブラウン運動と非平衡統計力学」より。

常に最強のゲーム理論に基づき行動するプレイヤー（もしくは全く同じアタマの良さの人）が集まればゲームが完全な均衡状態に陥ってジリ貧に衰退するということかな。

ミクロ・マクロの「振り子」：　「振り子」は左右に振れながら、かつ同時に存在して動的平衡のバランスをとる。

アルキル水銀が体内に蓄積されると、視力・聴力・言語障害、平衡感覚の欠如、口腔粘膜障害などが起きます。

自然界では液体や気体は「濃度の平衡状態を保とうとする」原理があります。