表わば引濁 の例文

表わば引濁 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→表わ

「表わば引濁」の書籍での例文

写真それ自体がかなり旧式のものを更に年ふるしたせいもあるだろうが、それにしても少年の大ようで豊かでそして何か異様なものが写真面に表われているのに心がうたれた。
速度計は最高の数字を表わし、放熱器からは、小さな雲のような湯気がスッスッと洩れては千切れ飛んだ。
骨董というのは元来支那の田舎言葉で、字はただその音を表わしているのみであるから、骨の字にも董の字にもかかわった義があるのではない。
一応は気の毒に思っていても、その気もちを露骨に表わすことは嫌っているらしい話しぶりだった。
いや、明滅する星の光は我我と同じ感情を表わしているようにも思われるのである。
金三は二本芽を表わすために、上を向いた鼻の先へ両手の人さし指を揃えて見せた。
自分の考えでは、——その作者の人生観が、世の中の事に触れ、折に触れて、表われ出たものが小説なのである。
挙止侠にして、人を怯れざる気色は、世磨れ、場慣れて、一条縄の繋ぐべからざる魂を表わせり。
どっちかといえば、内気な、鈍重な、感情を表面に表わすことをあまりしない、思想の上でも飛躍的な思想を表わさない性質で、色彩にすれば暗い色彩であると考えている。
それはあらゆるこの道の信者を趣味上の貴族にして、東洋民主主義の真精神を表わしている。

「表わば引濁」のオンラインでの例文

紺色の布に刺繍しましたが、シンと静まった雪の静かさを表わすのにぴったりでした。

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