裾が の例文

下様・底 等の意味を持つ「裾が」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


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「裾が」の書籍での例文

暑くて困るというような抗議じゃなくて、着物をきて以来、着物の裾がチラチラするたび劣情をシゲキされて困る、というのだ。
尤も着手はバルザック程、背も幅もないものだから、裾が大分余つてゐる。
それに、藁屋や垣根の多くが取払われたせいか、峠の裾が、ずらりと引いて、風にひだ打つ道の高低、畝々と畝った処が、心覚えより早や目前に近い。
砂山を細く開いた、両方の裾が向いあって、あたかも二頭の恐しき獣の踞ったような、もうちっとで荒海へ出ようとする、路の傍に、崖に添うて、一軒漁師の小家がある。
今度は前と違って、吉原の花魁の裲襠を見るような派手なけばけばしい扮装で、真っ紅な友禅模様の長い裾が暑苦しそうに彼女の白い脛にからみついた。
それは何故か、朝から火葬場へ通う自動車の行列が頻繁で、絶えず禿山の裾が煙幕のような挨に包まれた、暑苦しい日の朝だった。
見上げると、高い石の橋欄には、蔦蘿が半ば這いかかって、時々その間を通りすぎる往来の人の白衣の裾が、鮮かな入日に照らされながら、悠々と風に吹かれて行く。
すると、紙帳の裾が揺れ、すぐに一人の武士が、姿を現わした。
煽るやうに車台が動いたり、土工の袢纏の裾がひらついたり、細い線路がしなつたり——良平はそんなけしきを眺めながら、土工になりたいと思ふ事がある。
煽るように車台が動いたり、土工の袢天の裾がひらついたり、細い線路がしなったり——良平はそんなけしきを眺めながら、土工になりたいと思う事がある。

「裾が」のオンラインでの例文

とにかく裾が長いズドーンとしたコートが似合わないのである。
腰のあたりの裾が分かれていて(フィッシュテールというらしい)、その割れ目から尻尾が出せるな、と資料を探していて気づきました。
予想通り裾が長すぎたので11cm上げをして履いている。
この朝の散歩やスポーツ、旅行に適したスーツは、裾が地面につくことなく、女性にとって動きやすいということが重視されていた。
ロールアップして、パンツの裾が靴にかからないようにするだけでも細く見せることができるわけです。
多少裾がぼろぼろだったりするけど、そこも含めて経年感がたまらない。
上げしないで済むのは良かったですね。
燕尾服みたいになってるの割れ目に尻尾をフィットさせたい。
テーラードジャケットのをそのままひざ下くらいまで引き延ばしたようなあの形のコートである。
  店舗を跨いで合わせるジャケットなどの一式が揃ってから、シャツはバランスも考慮して袖やの丈もお直しをきっちり見て頂きました。

「裾が」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

根元がすそが尻が基部がボトムが底面がもとが基底が下つ方がヘムが根もとが下が裳裾が下方が根本が下部が底辺が底が麓が

「裾が」の関連語句

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