「見境き動」の例文

「見境き動」の書籍での例文

然し、ヤンキーは、戦争もラグビーもてんで見境がない。

パリジャンは諧謔を弄しながら鼻唄まぢりで出征するし、ヤンキーときては戦争もスポーツも見境がないから、タッチダウンの要領で弾の中を駈けだしさうに思つたのだ。

私はこの青年の礼拝の仕様があまりに不器用なので真面目なのか、冗談なのか見境がつかなかった。

……現に私が迷惑をしたんですから……誰だつて見境はないんでせう。

ないものをねだりすぎて見境がつかなくなることはよくあった。

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