見得 の例文

見得 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「見得」の書籍での例文

こんな時彼は既う見得も外聞も考えない。
この男、時はもう明治十八九年という開化の時世であるが、酔っぱらうと、泉山虎之介タチバナの時安と見得を切って女中のホッペタをなめたがる悪癖がある。
……大和田は程遠し、ちと驕りになる……見得を云うまい、これがいい、これがいい。
手を懐にしたまま胸を突出し、半纏の袖口を両方入山形という見得で、
「第一線」に立つ人々よ、明るい舞台で、しつかり見得を切り給へ。
「作品を批評して作家の人物評に及ぶことは、わが大日本帝国の文壇に於ては、ちつともヘンではないのである」と、大に見得を切つた批評家がある。
芸人には見得がある。
舞踊に見得の切れさうな橋は無いと思ふが、仕事やさんのとんと沙汰するにはおはぐろ溝の棧橋(刎橋)は、持つて来いの廓への近道だつた。
ドブフタの上で見得を切る手もあるまい、しかし大兄、ハネバシの上でチヨンなんてのは、元々余りいゝ手でありません。

「見得」のオンラインでの例文

かならずトラブルを直して見せます」 大見得を切りすぎただろうかとも思ったが客の顔に明るさが少し戻ったようでほっと胸をなでおろした。
 大僧正が死なれても結構、徳川が滅んでも結構、と大見得を切る十兵衛は、かっこいいけれど「理想の武士」とはまた違うだろうなあ、と感じた。

「見得」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

気取り見えポーズ

「見得」の関連語句

気障っぽさ

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