贈物りき動の例文

プレゼント・付け届け・貰い物・付届け・幣物・付届・頂き物等の意味を持つ「贈物りき動」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

基本形→贈物

「贈物りき動」の書籍での例文

そこで呂宋は意を安んじて、同年船を浦賀に向け、書状及び贈物を献じ、爾来盛んに通商貿易をした。

秀吉・家康二英雄の対南洋外交

私はこの機会に心ばかりのお別れの贈物をして、その代り記念として庭のしげみに隠れてゐるあの棗の木をいただくことにした。

魚体の両側に正しく並んだ十三個ずつの小判型した濃紺の斑点は、渓流の美姫への贈物として、水の精から頂戴した心尽くしの麗装に違いない。

雪代山女魚

好意的な相関関係は贈物という具体的な形で物を言う場合がある。

かれいの贈物

この紀念帖は、それゆえ、まづ何よりも、娘二人への贈物として、有りがたくお受けしたい。

一言（『岸田秋子』について）

　　父の誕生日に瓦斯マスクの贈物

空襲葬送曲

それはさうと、僕は、美しい女優から、かういふ贈物を受けて、内心うれしくない筈はない。

喪服の人形

それらの教訓こそはこの戦争が日本に与えたあまりにも痛切な皮肉な贈物というべきであろう。

戦争中止を望む

僕は心から此貧しい贈物を我愛する田舍娘に呈上する！

湯ヶ原より

国木田独歩

これもあとから思えばおかしな贈物。

伯林の降誕祭

岡本かの子

「贈物りき動」のオンラインでの例文

百一歳で亡くなるまで、人の暮らしと自然を愛し、澄んだ色合いで描き続けた『グランマ･モーゼスの贈物』という一冊を。

遠藤みえ子

「贈物りき動」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

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