しかし、
軍備はいかに充実しても、充実しすぎるといふことはありません。
しかし、
軍備はいかに充実しても、充実しすぎるといふことはありません。
平和を目的にして、武器が製造せられ、
軍備がなされるならば、其の事が既に、目的に対する矛盾であることは、華府会議の第一日にヒューズが言った通りであります。
政府は政令を行ひ、
軍備を設け、一国の男女を保護して、其身体、生命、財産、名誉、自由を侵害せしめざるを任務と為す。
このままでいけば、地球のあらゆる生物は死滅し、あらゆる文化が壊滅し、
軍備も経済も産業も、すべてめちゃくちゃになる。
それは、維新後の当初に於ては、おくれて発達した資本主義国として、既に帝国主義的段階への過渡期に入りつゝあった世界資本主義に対抗するため
軍備の力が必要だった。
不爭を主張する老子、兼愛(博愛)を主張する墨子は、
軍備を無用とし、戰爭を排斥するのは當然のことである。