底本の親本:「亡友帖・清譚と
逸話 〔復刻原本=海舟全集第十巻〕」原書房
「源氏物語」はこの聖代を摸して作られたものであるといふが、たまたま僕は醍醐帝に就て、こんな御
逸話を読んだことがある。
底本の親本:「亡友帖・清譚と
逸話 〔復刻原本=海舟全集第十巻〕」原書房
彼の戦争ぶりやコンタンを見ると、信長の
逸話的な方法に甚大な影響をうけて育ったコンセキがあるね。
抒情詩人としての薄田泣菫氏の如何に一代を風靡したかはかう言ふ
逸話にも明かであらう。
が、祖父のこうした狂態や、それに関した
逸話などはたくさんききましたが、たいてい忘れてしまいました。
先日、京都の普茶料理を喰べながら、この
逸話を思い出した。
所がその後或男に、この
逸話を話して聞かせたら、それはさもあるべき事だと、即座に賛成の意を表した。
孔融は三国時代の人であるが、この話が十八世紀のフランスに伝はつて、ヴオルテエルの
逸話になつたとは考へられない。