鋭才 の例文

穎才・秀才・鬼才・英才・儁才・天才・儁秀 等の意味を持つ「鋭才」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→鋭い

「鋭才」の書籍での例文

お辻は宗右衛門に添つて三十年、宗右衛門の頑強と鋭才との下をくゞつて、よく忍従に生きて来た。
それで、主人から不義をいい立てられて切りつけられた時、あり合せた燭台を、早速の獲物として主人の鋭い太刀先を避けていた。
いつも乾いた唇のかげに鋭い犬歯の見える人である。
彼は髯から手を放すと、やや反り身になって、鼻の高い、眼光の鋭い顔を時々ちらりと眺めながら、勢いよく手真似をして、しゃべり出した。
ぎろり目を光らしながら、音もなく蝋色鞘を腰にさして、静かにはかまのちりを払っていたとみえたが、すっくと立つや、同時に鋭い声がかかりました。
……しかしどこかからきこえて来た軽はずみな口笛がいまのソナタに何回も繰り返されるモティイフを吹いているのをきいたとき、私の心が鋭い嫌悪にかわるのを、私は見た。
すると汽車は堤の上をどつと一息に通りすぎながら、何度も鋭い非常警笛を鳴らした。
こうして若い時から世の辛酸を嘗めつくしたためか、母の気性には濶達な方面とともに、人を呑んでかかるような鋭い所がある。
が、猫は鋭い目にぢつと彼を見つめたまま、寄りつかうとする気色も見せなかつた。
青年の前で「若奥様」と呼ばれたのと、改札ががみがみどなり立てたので、針のように鋭い神経はすぐ彼女をあまのじゃくにした。

「鋭才」のオンラインでの例文

ことに私は数学が得意科目だったので、こうした問題をひと目見れば「はは〜ん、これは3円の中心を結べば直角三角形になるな?」と鋭い勘が働く(※ならない)。
なかなか鋭い指摘です。
関節炎の鋭い痛みをオメガ-6のリノール油を多量に摂取すると、アトピー性皮膚炎が激化し、間接の痛みが激しくなります。
特にボックス内へ入る感覚と鋭いシュートは年々磨きがかかっており、元々持っている守備センスを含めてJでも指折りのWBになった。
小柄ながらも強靭な下半身に支えられた鋭いスイングから生み出されるパワーは平均以上。
 しかし、そこに立っていたのは195cmはあるしっかりと筋肉のついたスポーツマン体型のいかつい無表情な眼光だけは鋭い男だったのだから。
老婆が一瞬立ち止まり鋭い目つきで睨むと、一旦は蜘蛛の子を散らすように逃げていくけど、また寄ってきてちょっかいをだす。
鋭い目力に圧倒され、びりびりと響く大音声は気迫たっぷりで、思わずひれ伏したくなるような威厳に満ちていた。
このなかで、元オリックスの金田投手については新庄氏の目を引いたのは、「リズムの良さと真っすぐのキレ」で、こう鋭い分析をした。
左足から繰り出される鋭いクロスは、天皇杯で見事なアシストを決めたように、ハマれば強烈だった。

「鋭才」の関連語句

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