じ得る の例文

じ得る の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→じ得

「じ得る」の書籍での例文

自分でハッキリ記憶が残っていると信じ得るだけ、むしろ、他からのハタラキが多いのだと言い得るであろう。
画家はこのモデルから自分の独特の曲線を感じ得るのかも知れないが、その人自体は美の対象ではないようだ。
と同時に、この私が、はかないながらも、淡いながらも、ここに消極的の愉快を感じ得るに至ったのも、私自身の一幸福である。
蕪村の「暮春」を詠ぜし後、誰か又独自の眼光を以て「暮春」を詠じ得るの確信あらんや。
彼等が百代の後よく砂と金とを弁じ得るかどうか、私は遺憾ながら疑ひなきを得ないのである。
ほかから考へると、どうにもしやうのないことを、ある勘で、なんとかなると信じ得る人である。
方言の美しさ、子供の片言の美しさなどを感じ得る人は、「言葉の魅力」について、世間の人達が、どんなに無関心であるかに気がつく筈である。
やがて、多くの優れた芸術家の如く、生活のなかで感じ得る時代が来るだらう。
然るに、劇作家のみは何故に、客観的態度を以て人生の「劇的葛藤」に注目し、劇作家ならずとも感じ得る「興味」を捉へて、これを公衆に示す義務があるのだらう。
新しい生活様式、つまり現代日本人の生活中から、動性と心理とを通じて、詩と造形美を感じ得るに至つて、始めて、われ/\は、「われ/\の演劇」を有ち得るであらう。

「じ得る」のオンラインでの例文

こちらへ近付いてくるにつれ、男の見事な体躯も際立って明らかになってくるが、それにしても餌付けされてまるまる肥えた有様との連想を禁じ得ない。

©2025 ALCL Media Div. All Rights Reserved

〒160-0021
新宿区歌舞伎町 2-25-8 エコプレイス新宿ビル 124
ALCL メディア事業部