しかし仕事の上では同じことをやっているので、君僕の
間柄だ。
約束の時間よりも少し早かったので、遠慮のない
間柄であるから主人は「ちょっとお待ち下さい」といわせて急ぎの手紙を書き終えてから下へ降りた。
『ええ、直ぐ近くですし、それにとても心安い
間柄でしたから寄って呉れたんです。
だから、高松藩は、徳川宗家にとっては御三家に次ぐ親しい
間柄である。
それは、浅井と越前の朝倉とは、代々昵懇の
間柄であるから、今後朝倉とも事端をかまえてくれるなと云うのであった。
もっとも自分とは、互に往来はしていながら、さして親しいと云う
間柄でもなかった。
旧友——という人は数々ある中にも、この原、乙骨、永田、それから高瀬なぞは、相川が若い時から互いに往来した親しい
間柄だ。
先生は、由来、芸術——殊に演劇とは、風馬牛の
間柄である。
日本と支那とは、いはゆる唇齒輔車相倚るべき國で、勿論親善の
間柄でなければならぬ。
それほど、新兵衛はその扱き出す三
間柄の大身の鎗の鋒先で、さきがけ殿の功名を重ねていた。