(六)卜筮、御鬮、人相、家相、
鬼門、方位、九星、墨色等を信ぜぬこと。
たいていは馬の肢が折れるかと思うくらい、重い荷を積んでいるのだが、傾斜があるゆえ、馬にはこの橋が
鬼門なのだ。
さて、まわりに人の墻が出来ると、李は嚢の中から鼠を一匹出して、それに衣装を着せたり、仮面をかぶらせたりして、屋台の
鬼門道から、場へ上らせてやる。
もし巨石群の遺跡に富む「男かん」「女かん」二峰の神南備山が、
鬼門を守つて立つならば、この高山の石仏は、正にその正反対の裏
鬼門にあたる。
飛脚は大波に漾ふ如く、
鬼門關で泳がされて、辛くも燈明臺を認めた一基、路端の古い石碑。