しくしく泣く の例文

しくしく泣く の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→しくしく

「しくしく泣く」の書籍での例文

六三郎は縁側の柱にもたれて、庭の鶏頭の紅い花をじっとながめていましたが、いつか袂を顔にあてて、女の児のようにしくしく泣き出しました。
少年は、しくしく泣き出す。
しくしく下腹の痛む処へ、洪水のあとの乾旱は真にこたえた。
そんな時、私はしくしくと泣き出して、乳母の乳房に耳を押しつけた。
真吉は、たまらなくなって、しくしくとそでに顔をあてて泣いたのでした。
また、奉公をしてからも、夢の中で、お母さんと話をして、目がさめてから、しくしくと泣いたこともありました。
そのことが、頭にあるとみえて、いま大きな犬に追いかけられた夢を見てしくしくと泣いていました。
その日、光治は学校の帰りに、しくしくと泣いて、我が家の方をさして路を歩いてきました。
一雄の気分がだんだん重苦しくなって、眼の奥がしくしく痛む日がつづきました。
それから、胃がしくしく、痛む。

「しくしく泣く」のオンラインでの例文

娘がブラック企業で働いていて、家でしくしくと泣くことが増えたんです。

「しくしく泣く」の関連語句

めそめそする泣き叫ぶ啼泣泣く涕泣垂泣哀哭流涕涙する

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