たえずたる の例文

止め処無く・明暮・極まって・つねづね・続続・のべつ幕なし・常々 等の意味を持つ「たえずたる」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→たえず

「たえずたる」の書籍での例文

あるものは血の中に海の塩を交ぜてしづめがたい煩悶をもち、或るものの心にはたえず波が立ち、また或るものは家を捨ててさまよひ、さまよひ、一生を終る。
とはいふものゝ、年々歳々、たえず変化はしつゝあるのだ。
つぎに、劇の面白さは、日常生活の中でみられるものの面白さとは、おのずから違っているので、舞台の幕が開いている間は、たえずてきとうな速度で何かが進行している。
垂柳子ついにたえずして去る。
人がたえず訪ねてくる。
実際、だれも連日連夜たえず断食芸人のそばで見張りとして過ごすことはできなかった。
汽車の乗換え連絡、不規則で粗末な食事、たえず相手が変って長つづきせず、けっして心からうちとけ合うようなことのない人づき合い。
雲はたえず夏空に照りはえていた。
それは、たえず、僕の想像のなかでは、美と歓びの国として現われてくるのですよ。
夜、漕ぎ行く船のほとりに立ち顕れ、それを沈めようとし、また水泳する人をたえず待ち受けていては、それを引きずり込もうとするのである。

「たえずたる」のオンラインでの例文

たえず自分を律し、整えているような、淡々とした文章で、その禅寺のような雰囲気に惹かれたことをよく覚えています。

「たえずたる」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

続続たる引きも切らずたるいつもたる始終たる何時もたる縷縷たるのべつ幕無したるきまってたる常にたる何時でもたる絶えずたるのべつたる必ずたる頻りにたるつねにたる常常たる末始終たるしょっちゅうたる年百年中たる毎々たる

©2025 ALCL Media Div. All Rights Reserved

〒160-0021
新宿区歌舞伎町 2-25-8 エコプレイス新宿ビル 124
ALCL メディア事業部