始終たる の例文

明暮・極まって・つねづね・常々・明け暮れ・年中・きまって 等の意味を持つ「始終たる」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→始終

「始終たる」の書籍での例文

)垢の下にも色の白い、始終糸のように目を細めた、妙にもの優しい女である。
おまけに窓の外を見ると、始終ごみごみした横町に、麦藁帽をかぶった支那の車夫が、所在なさそうにうろついている。
牧野は始終愉快そうに、ちびちび杯を嘗めていた。
五十歳を越えた内供は、沙弥の昔から、内道場供奉の職に陞った今日まで、内心では始終この鼻を苦に病んで来た。
が、性来愚鈍な彼は、始終朋輩の弄り物にされて、牛馬同様な賤役に服さなければならなかった。
何故と云えばお君さんは、その女髪結の二階に間借をして、カッフェへ勤めている間のほかは、始終そこに起臥しているからである。
そう云う関係上、彼はこれまで、始終修理に対して、意見番の役を勤めていた。
私に云わせれば、あなたの御注意次第で、驚くべき超自然的な現象は、まるで夜咲く花のように、始終我々の周囲にも出没去来しているのです。
さうして始終フランス仕込みの皮肉や警句ばかり並べてゐた。
のみならずこの男は、役者が二三枚落ちると見えて、相手の男を呼びかける時にも、始終親分と云ふ名を用ひてゐた。

「始終たる」のオンラインでの例文

お腹が始終ぎゅうぎゅうとやかましいので、夜はうどんを入れたお鍋に。
「子どもは始終動いていて落ち着かないもの」です。

「始終たる」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

往往たる続続たる引きも切らずたるしげしげたるいつもたる間間たる何時もたる再三たる間々たるのべつ幕無したるきまってたる常にたる頻ってたる何時でもたる往々たる繁繁たる度々たる絶えずたる重重たるのべつたる頻りとたるたびたびたる必ずたる頻りにたる比比たる重ね重ねたるつねにたる常常たるよくたるちょこちょこたる末始終たるちょいちょいたるちょくちょくたる数多度たるしきりにたるたえずたるしょっちゅうたる年百年中たる毎々たるしばしばたる屡たる

©2025 ALCL Media Div. All Rights Reserved

〒160-0021
新宿区歌舞伎町 2-25-8 エコプレイス新宿ビル 124
ALCL メディア事業部