とりで の例文

とりで の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「とりで」の書籍での例文

そして格子戸を開けて、ひしゃげた帽子を拾おうとしたら、不思議にも格子戸がひとりでに音もなく開いて、帽子がひょいと往来の方へ転がり出ました。
しかし自分ひとりではさすがに不安でもあるので、喜平は自分の店へ出入りの銀蔵という木挽の職人を味方にひき込もうとすると、銀蔵も年が若いので面白半分に同意した。
「うるさいよ! なにをひとりでべらべらやっているんだ。
「人間てがらを重ねておくと、こういう堀り出し者が、ひとりでに向こうから集まってくるんだから、ありがたいこっちゃござんせんか。
とりで心得、ひとりでせかせかとはしゃぎながら座敷を取りかたづけると、やがて請じあげてきた者は、まこと天女ではないかと思われる一個の容易ならぬ美人でした。
またそれが重なってくるにつれてひとりでに生活の大勢が極ったように中途半端を並べた。
私の眼はひとりでに下へ落ちた。
温泉そのものは消極性の自分の病気には却つてわるいので、私はただ静かな環境にたつたひとりでゐることを欲したのである。
ふだんなら気味が悪くって、とても夜中にひとりで歩くことなんかできないのだけれども、その晩だけはなんともなかった。
裏見が滝へ行った帰りに、ひとりで、高原を貫いた、日光街道に出る小さな路をたどって行った。

「とりで」のオンラインでの例文

一人が二人になった途端生まれるコミュニケーションを楽しむことの出来なくなっているわたしは、ひとりであてどなく散歩する雀でいるのが気楽だ。
なんか違うな、と思えば余計な気を遣わずにそっと身をひいたり、逆にいいなと思えば、自分ひとりでも動けるようになっていった。
仕事に役立つでも、将来活かすでもないけれど、ひとりの時間に、ひとりでワクワクふわふわするのも、悪くないかなと思っている。
4. 熊野市ステイを振り返って残念ながら、熊野市はあまりひとりで散策する時間が取れず、アテンド行程以外の観光は不完全燃焼だった、というのが正直なところです。
片づけをひとりでやろうと、試行錯誤してきたなら、きっと家にはたくさんの収納用品があるはずだ。
最近炊き込みご飯をひとりで10合くらい炊いてひとりで食べきるという夢を見てから、ずっと炊き込みご飯の虜だったのだ。
とりで泳いでたら迷って鯨に食われそうだが、前をスイスイ進む、背の高いウミガメお姉さんについていくから安心だ。
今ではひとりで活動する人気アイドルというのは絶滅状態だ。
オーケストラの指揮者に似ていて、ひとりでは操作できない数の楽器を人にお願いし、指示を出すことで自身が思い描く音を奏でています。
働き方のモデルケースになる意識を忘れないひとりで子どもを育てるひとはいまや珍しくもなんともありませんが、物理的にひとりってわりとしんどいです。

「とりで」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

要害塁壁防塞城塞防塁城廓堡砦城砦本塁城郭要塞山塞堡塞胸壁山砦堅塁堡塁出丸

「とりで」の関連語句

バスチーユロンドン塔マチュピチュ

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