どこかに の例文

どこかに の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→どこ

「どこかに」の書籍での例文

食事は私が粗末ながら運んで来ますから、しばらくこの辺のどこかに忍んでおいでなさい。
帽子がどこかに見えなくならない中にと思って、慌てて僕も格子戸のあきまから駈け出しました。
当時どこかに上演中だった武者小路氏の戯曲の話もした。
僕は従兄と面会した上、ともかくどこかに一週間でも静養したいと思わずにはいられなかった。
ある地方の高等学校へ、去年の秋入学した兄、——彼よりも色の黒い、彼よりも肥った兄の顔が、彼には今も頭のどこかに、ありあり浮んで見えるような気がした。
本多子爵は壮年時代の美貌が、まだ暮方の光の如く肉の落ちた顔のどこかに、漂っている種類の人であった。
といわれ、はじめて気がついたように折竹をみると、色こそ、※※の※※のような夷蛮と異らないが、どこかに影がうすれたような憔悴の色がある。
けれども天の与えた性質からいうと、彼は率直で、単純で、そしてどこかに圧ゆべからざる勇猛心を持っていた。
自分は自分の不活溌のどこかにそんな匂いを嗅いだ。
あのころには僕にはどこかに無理があった。

「どこかに」のオンラインでの例文

  でもきっと周波数が合う人はどこかにいるから。
ムスメたちがつけてるころの写真がどこかにあるはず。
よっぽどの超人でない限り、人間どこかに弱点は存在するものですし、やったことのないことをいきなり上手くできる人なんていません。
脳のどこかにインプットされているのであろう「ハイハイ」をなんとか習得するため、彼は何度も工夫をし、転んでもまたチャレンジした。
明確な最終的ゴールがどこかに存在為ているのではなく、人生とは繰り返しであり、その不条理性をみとめることが最初の一歩であるのだ。
 どこかにきっと、自分の居場所があるものだと信じて、それを探すことが大切なのかもしれない。
想像の産物というよりは、どこかに厳然と存在している"彼ら"と、私との、のっぴきならない関係について。
その中で時々、しばらく経った後でも脳裏のどこかにインプットされていて「どこにいこうかな」という自分検索に引っかかってくる行った事の無いお店があったりする。
『ゴールデンカムイ』は、明治後期の日本が舞台で、日露戦争から帰還した元兵士とアイヌの少女がタッグを組み、北海道のどこかに隠された金塊の発見を目論む物語である。
書くことによる癒しも多少あるが、それを発信することで反応してくれる人がどこかにいる。

「どこかに」の関連語句

俗語口語形口語話し言葉会話語

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