ふいと響く の例文

ついと・つと・端無く・偶々・急激・偶さか・ふと 等の意味を持つ「ふいと響く」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→ふいと

「ふいと響く」の書籍での例文

そんなことの後で私はふいと奇妙な感じを持つた。
私は戦争中の苦しまぎれに詠んでゐた自分の短歌を整理してゐるうち、ふいと昔なじんだアイルランド文学のにほひを嗅いだ。
たぶんあの先日のむすめはリリスに似てゐるのだらうとふいと思つた。
大正のいつ頃だつたか、もう三十年も前に読んで、題までも殆ど忘れてゐたが、二三日前にふいと思ひ出した。
もう少しで書き終ろうとした時に、ふいと婦人は上を見た。
と背後からお才を呼んで、前垂の端はきりりとしながら、褄の媚めく白い素足で、畳触りを、ちと荒く、ふいと座を起ったものである。
馬吉もさっきからふいと、何だかこんな日に山姥が出るのではないか、と思っていたやさきでしたから、もう呼ばれて振り返る勇気はありません。
学士は平生書物を気を附けては読まない流儀なのに、或る時或る書物の中で、ふいとかういふ事を見出した。
その時学士はふいと先きに出逢つた見習士官が此家に住まつてゐるといふことを思ひ出した。
オトラ婆さんは隣の家を畳んでいそいそとやって来たが、鶴さんはその夜ふいと出て行ったきり戻って来なかった。

「ふいと響く」のオンラインでの例文

「ふいと響く」の現代の例文は見つかりませんでした

「ふいと響く」の他の表現

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ついと響くつと響く端無く響く偶々響く颯と響くつっと響く不図響くふとして響くふと響く突として響くたまさか響くつい響くゆくりなく響く端無くも響く思い掛けず響く忽ち響くついつい響く何となく響くなんとなく響く思わず響くぱっと響く俄然響くふっと響く偶偶響くはからずも響く図らずも響くひょいと響く忽然響くがぜん響く矢庭に響く突然響くはたと響く頓に響く突如響くたまたま響く直と響くいきなり響く

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