私が別室にねたのは五日目位かと思いますが、それは羽山が
下痢をしていたからです。
するとまたその翌日、七月二十七日に、やはり前回と同じ時刻に同じような症状が始まり、嘔吐ばかりでなく
下痢をも伴い、患者は苦痛のあまり昏睡に陥りました。
買ひし物を、釣りたりと粧はるゝは上手なれども、蟇口の
下痢にお気つかず、私の置鈎に見事引懸り候。
種痘はペン先の古きを砥いで之を行ひ、注射の針は八回に及ぶも之を替へず、
下痢止めには懐炉灰を飲ませ、細君のお産は三日目に床上げをさせるのである。
甚だ尾籠なお話ですが、第一
下痢をする時には何だか鮫の卵か何かを生み落してゐるやうに感ずるのです。
一体
下痢をする度に大きい蘇鉄を思ひ出すのは僕一人に限つてゐるのかしら?
胃を悪るくする者、
下痢する者など方々で悲鳴をあげた。