不精者 の例文

不精者 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→不精

「不精者」の書籍での例文

不精して漬け過ぎると、きゅうりはすっぱくなるから、いい加減の時にぬかみそから取り出しておく。
不精者らしいことは、その大きく突き出た顎のじじむさいひげが物語っている。
若い身空でありながらわざと入れようとしないのは、むろん不精からだろうが、それがかえって油断のならない感じかも知れない。
刈つたあとの稲株が泥田の面にほちほちと列をなし、ところどころに刈らない稲が、不精たらしい乱髪の様に見える。
すると私は不愉快になり、濁った暗い目を想像して居たゝまらなくなるのであるが、不精な私はそれをどうすることもできない。
自分で飜訳しておいて腑に落ちないとは失礼な話であるが、元々学がないところへ辞書をテイネイにひくのがキライという不精な天性があって、ママならないのである。
不精で剃刀を当てないから、むじゃむじゃとして黒い。
最後に、正面の男が、一人、不精無精聞いてゐる。
老人は不精々々に返事をしてゐる。
女中は遁げ腰のもったて尻で、敷居へ半分だけ突き込んでいた膝を、ぬいと引っこ抜いて不精に出て行く。

「不精者」のオンラインでの例文

どれくらい筆不精かが日付でわかるインターネットすごい、べんり。

「不精者」の関連語句

俗語口語形口語話し言葉会話語

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