しかし当吉夫婦はカミナリ以外の時は
信用のおける人たちだから、特に留守中が不安というほどではなかった。
しかし、私の下に申上げようとする事実の性質上、閣下が私の正気だと云う事を御
信用になるのは、どうしても必要でございます。
外国でも最初のあいだは植疱瘡を
信用しなかったと云いますから、どこの国でも同じことだと見えます。
この二代目はまだ二十一で、年も若し、腕も未熟、つまりは先代の看板で三甚の株を譲り受けていると云うだけのことですから、八丁堀の旦那衆のあいだにも
信用が薄い。
紋作は夢から醒めたように、自分の今みた人形の不思議な話をしたが、冠蔵は
信用しなかった。
本篇一四頁上段に曰く「先に友の勧めしときは大臣の
信用は屋上の禽の如くなりしが今は稍やこれを得たるかと思はるゝ云々」と。
君は或は僕の言葉を
信用することは出来ないであらう。