具に の例文

悉に・備に・逐一・つぶさに 等の意味を持つ「具に」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「具に」の書籍での例文

わがころも夜具に仕換へてつつましく掻い寝てけり月夜夜ざくら
その勢にこれ見そなはせ、尾の先少し齧み取られて、痛きこと太しく、生れも付かぬ不具にされたり。
が、この朝だけは、自分が不具になったという悔恨は、少しも残っていなかった。
しかし、親の身の誇りや満足のためなら、決してむす子はその道具になるには及ばない。
老人はしきりに虫の講釈をはじめて、今日では殆ど子供の玩具にしかならないような一匹三銭ぐらいの蟋蟀を大いに讃美していた。
如何に精巧なる絵具も、如何に精巧に配置されたその絵具によつての構図も、到底自然が専有する色彩の美を摩して聳ゆることは出来ない。
鍬と申す農具にござります」
『イヤ其は誰だつて道具に由ります。
仕事のできる間は食わしても置くが、病気か不具にでもなれば、容赦もなく捨てて顧みない。
子供が玩具にしたあとの針金のようだった、がところどころだけまぶゆくギラギラと光っていた。

「具に」のオンラインでの例文

具にきんぴらごぼうを入れたり、れんこんをいれたり、紅生姜を入れても美味しいです。

「具に」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

すっかり悉に備にまんべんなく篤と満遍なくつくづくとっくり逐一洗いざらいまったくつぶさに

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