内気 の例文

羞恥 等の意味を持つ「内気」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「内気」の書籍での例文

全く光子と云う娘は、又とない内気者——。
内気な兄は、教会の牧師に面と向つて、思ふままに質問が出来ないのでおのづとそれが内に鬱没とし、やがて私の方へ発して来るのでした。
彼女は、自分の内気な引込み思案の性質を顧みるより先に、此の住居の位置が自分を現代的交際場裡へ押し出させないのだと不満に思う。
店出しの宵——それは誰でも悲しい経験に相違なかったが、自体が内気な生まれつきで、世間というものをちっとも知らないお染は、取り分けて今夜が悲しかった。
当人も妹のことを聞いて、その病的に内気なところに興味を持ち、頻りに紹介を頼むことだから、まあ会って見給えというほどのことだった。
ああ、しかし、そんな内気な臆病者こそ、恐ろしい犯罪者になれるのだった。
彼等は、わたくしに較べて、ずっと賢明ないしは内気であるため、その秘密について告白されないで、普通なみの人間のように振舞っていられるのではなかろうか。
内気で淑かな娘らしい深雪と、勝気で男優りの淀君とは、女としてまるきり正反対の性質ですけれど、私にはこの二人の女性に依って現わされた型が好きなのです。
どっちかといえば、内気な、鈍重な、感情を表面に表わすことをあまりしない、思想の上でも飛躍的な思想を表わさない性質で、色彩にすれば暗い色彩であると考えている。
ただ偶然にできた出来合いの友人だけで満足しているのは内気な人間の特徴であるが、この弁護士の場合もそうであった。

「内気」のオンラインでの例文

 その多くは、切れ者とポンコツ、頭脳派と脳筋、陽気と内気、金持ちと貧乏、エリートと落ちぶれなど真逆で組ませる。
内気、臆病というよりは、物静かで落ち着いている、というほうがより適格な描写であろう。

「内気」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

羞恥おく病憶病臆病気弱

「内気」の関連語句

幽かさ臆病

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