刻み の例文

切れ目・切目・切れ込み 等の意味を持つ「刻み」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「刻み」の書籍での例文

菱山は此の宿命の宇宙に住み、濾過されてきた実体を、観念を、そして自らの宿命を彫り刻み、綴り合はしてゐる。
アンコウの目鼻をナマズのカクに刻みこんだそのお前だ」
母はだだ広い次の間に蚕の桑を刻み刻み、二三度良平へ声をかけた。
刻み昆布の入った擂鉢の中へ前述の醤油加減しただしを、最初少しばかり入れて、それを杉箸五本くらいを片手に持って、かきまわすのである。
想うに渠が雪のごとき膚には、剳青淋漓として、悪竜焔を吐くにあらざれば、寡なくも、その左の腕には、双枕に偕老の名や刻みたるべし。
私は詩碑の背面に刻みこまれている加藤武雄氏の碑文を見直した。
桃色の練菓子に緑の刻みを入れたような一掴みの建物だ。
さうして自分ひとりでぢつとたへて來た心の重しは、五年後の今日、今はかくしきれぬものとなつてあらはに肉體に刻み殘されてゐる。
石碑の面には文字の刻みも消えはじめて「信敬院妙立日如大姉」右に寛保一辛酉、左に四月十日、妙經百部、繪島殿、とある。
不如歸蘆花と刻みし石碑なほ倒れたるまゝ冬に入りたり

「刻み」のオンラインでの例文

とりひき肉でつみれを作りお野菜をテンポよく刻み圧力鍋で豚の角煮を作っていてまるでお店のようにキッチンはイキイキと賑わっていた。
  アッシリアは,前612年に滅びるまで,およそ1400年に渡ってその歴史を刻みました。
お店の外では、時計の針がいつものように慌ただしく時を刻みはじめました。
それも「リーマン・ショック」を引き起こした悪の元凶として、「リーマン・ブラザーズ」という名前を歴史に刻みながら。
2.採点は10点満点で、「5.0」を基準に「0.5」刻みで、筆者の独断と偏見と好みで行う。
大工さんは手刻み加工で年輪や節などを見ながらこの柱はどこに使おうか…と考えながら加工しています。
16〜20cmまで2cm刻みで3サイズあります。
こんな説明をすると、「機能はすごいけど、1℃刻みの温度コントロールなんて家庭の料理に要らないんじゃない?」って反論が返ってきそうですが、そうでもないんです。
そんなありがたいお言葉を胸に刻み、湧き出る思いをモチベーションに変えて今日も懲りずに作品を作り続けております。
じぃじがやってくれたように、ねぎをたっぷりのせるのが昔からの味わい方だそうで、木箱に入った刻みねぎを好きなだけかけていただきましょう。

「刻み」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

掻傷切り目ノッチ刻目切れ目掻疵切りこみ切目刻み目切れ込み切込み

「刻み」の関連語句

カットカッティング

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