たゞ作家の姿を探すといふだけの
労作なら、創作集の無駄な序文のやうなものだ。
彼の爾後の作家生涯は、その善を探求すべき
労作だったと称しても好い。
原因と結果とをはつきりさせることは、最も単純にして、かつ、微妙な精神
労作である。
殊に失明後の
労作に到っては尋常芸術的精苦以外にいかなる障碍にも打ち勝ってますます精進した作者の芸術的意気の壮んなる、真に尊敬するに余りがある。
科学的新聞記者の態度は創造的
労作者のそれを学び、これらの
労作者が考えまた行うところのものを報告しなければならない。
というのは生と
労作は危険を賭し、血肉を削ってしかなされないものであって、一冊のすぐれた著書を世に贈り得ることは容易ではないからである。