吹きつける の例文

吹きつける の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→吹く

「吹きつける」の書籍での例文

然るに湧き返る青年達の血潮は玄海灘から吹きつける肌寒い夜風位いには驚きません。
するとあくる日は、まだ、笛を吹くか吹かないのに、赤い勾玉を飾りにした、目の一つしかない大男が、風のように空から舞い下って、
何分亞剌比亞海から吹き寄せて、濕氣と雨とを持つて來る西南恒信風が、印度の大陸に眞先きに吹きつけるのは此の摩頼耶國であります。
千里万里の沖から吹いて来て、この、扮装も違へば姿態も違ふ三人を、皆一様に吹きつける海の風には、色もなければ、心もない。
千里萬里の沖から吹いて來て、この、扮裝も違へば姿態も違ふ三人を、皆一樣に吹きつける海の風には、色もなければ、心もない。
——良平は顔に吹きつける日の暮の風を感じながら殆ど有頂天になつてしまつた。
まして岸を行く往来の人々は、丸頭巾をかぶつたのも、革足袋をはいたのも、皆凩の吹く世の中を忘れたやうに、うつそりとして歩いて行く。
が、小娘は私に頓着する気色も見えず、窓から外へ首をのばして、闇を吹く風に銀杏返しの鬢の毛を戦がせながら、ぢつと汽車の進む方向を見やつてゐる。
海風は横さまに窓を吹きつける
寢靜まつた夜などはその遠吠えの音がきこえもする海の上を渡り、さへぎるもののない平地を走つてこの高臺の一軒屋にぢかに吹きつける二月の寒風である。

「吹きつける」のオンラインでの例文

余りのつかみっぷりにヒュ~と口笛のひとつも吹くモブの顔になるのだが、ここからがすごい。
いりなり話は逸れるけれど(笑)、一番お気に入りだったシャープペンは小学校の時に買った不思議の国のアリスのラッパを吹くウサギのチャームがついたもの。
なるべくカラッとした日に吹くようにしましょう。
そして何より、陽が落ちかけている黒部の谷に吹く秋風が、トロッコに乗っていることもあってか、冷たすぎた(特にトンネル)。
前は温風が吹くやつ使ってましたがやかましいのと乾燥するので買い替えたいなと。
咲き誇る梅と、優しく東から吹く春風をデザインに落とし込みました。
風が吹くと松本を思い出せるね。
こういう形でアメリカや映画文化に新しい風が吹くのを目にすると、歴史の移り変わりを体感します。
なにこれー」と戸惑い続けていると「ここ吹いているフリをして」と言われ、ふーとスマホを吹くと、息子の手がスマホのスイッチを消した。
外には相変わらずゾンビがはびこっていますが、そんなものはどこ吹く風。

「吹きつける」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

吹き付ける

「吹きつける」の関連語句

散じる扱き散らす散ずる撒き散らす散らす振撒く撒きちらす撒散す振りまく撒く散す散らばす撒散らすまき散らす振り撒く覆う掛ける蓋う被う蔽う被せる掩う

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