唯々 の例文

啻に・ただ・独り・ひとり・只々・単に・只只 等の意味を持つ「唯々」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「唯々」の書籍での例文

唯々、惜しいことをしたと思い続けているのみである。
そうして、その買値は、時価よりもうんと安かったけれども、売り手は別に不足をいわず、唯々諾々として、彼のつける値段に満足した。
勝家が秀吉の所領江州長浜を、自らの上洛の便宜の故を以て強請した時も、秀吉は唯々として従って居る。
河童は水が頭の皿に充ちてゐる間は河童相應の能力を出し得るもので、その皿の水がこぼれてしまへば唯々非力をかこつのみであると言はれてゐる。
小池は窓の外ばかり眺めて、インヂンから飛び散る石油の油煙にも氣がつかぬらしく、唯々乘り合ひの人々に顏を見られまいとしてゐた。

「唯々」のオンラインでの例文

「唯々」の現代の例文は見つかりませんでした

「唯々」の他の表現

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独りひとり

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