嫌味 の例文

嫌味 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「嫌味」の書籍での例文

言ひ換へれば有機的でないので、そこに一種の嫌味が生じたのである。
そういうことに触れるのは私たちのような好古家の古典的な家庭の空気を吸って来たものに取っては、生々しくて、或る程度の嫌味にさえ感じた。
「素焼の壺と素焼の壺とただ並んでるようなあっさりして嫌味のない男女の交際というものはないでしょうか」と青年は云った。
と揶揄ったのは十八九のどこと無く嫌味な女であった。
だが自分でそう呼ぶことすらもう月並の嫌味を感じるくらい巴里の水になずんでしまった。
西原氏は、嫌味のないさつぱりした調子で、あの坂でつくつた自作の童謠を口ずさみ、しみじみと愉快氣に童男型でありながらまた大人風をも備へた大兵の體を振つた。

「嫌味」のオンラインでの例文

「あなたのものほど綺麗な景色は流れていないので」と嫌味に答えたくなる気持ちを抑えて、ふと顔を車窓に向けてみる。
そのようなことが続くと夫婦間のコミュニケーションは取れなくなり、たまに口を開くと愚痴と嫌味しか出てこない。
嫌味でもなんでもなく、純粋に。
昔流行った”ほめ殺し”状態で、嫌味のように褒めちぎります。
夫はあまり人の体型とかに興味がないタイプなので何も言わないがたまに昔の写真を見て「○○さん細かったんだね〜」などとナチュラルな嫌味をこく。
私はそんな気なかったのに……と書くと、嫌味ったらしいのだろうか。
私の味付けが物足りない時に、彼の好みに味付けするのも、全然嫌味じゃなく、とにかくそれぞれが独立して楽しもうというスタンス。
しかしとにかく、本作の主人公たちは嫌味がなくて個人的には好きで、お話の意味は分からんが幸せになってほしいと思わされました。
喧嘩して、文句や嫌味を言い合いながら、緻密なミステリー小説を作っていく。

「嫌味」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

嫌みイロニー厭味諷刺厭み皮肉風刺アイロニー

「嫌味」の関連語句

冷笑的嘲った

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