「あなたのものほど綺麗な景色は流れていないので」と
嫌味に答えたくなる気持ちを抑えて、ふと顔を車窓に向けてみる。
そのようなことが続くと夫婦間のコミュニケーションは取れなくなり、たまに口を開くと愚痴と
嫌味しか出てこない。
昔流行った”ほめ殺し”状態で、
嫌味のように褒めちぎります。
夫はあまり人の体型とかに興味がないタイプなので何も言わないがたまに昔の写真を見て「○○さん細かったんだね〜」などとナチュラルな
嫌味をこく。
私はそんな気なかったのに……と書くと、
嫌味ったらしいのだろうか。
私の味付けが物足りない時に、彼の好みに味付けするのも、全然
嫌味じゃなく、とにかくそれぞれが独立して楽しもうというスタンス。
しかしとにかく、本作の主人公たちは
嫌味がなくて個人的には好きで、お話の意味は分からんが幸せになってほしいと思わされました。
喧嘩して、文句や
嫌味を言い合いながら、緻密なミステリー小説を作っていく。