天国を見させたら人類ほぼ消滅、というなんとも
皮肉な結末になります。
時には恋情に答え、時には
皮肉に答え、そして時には世界に答える。
しょっぱなからメタネタで飛ばし、トリロジーについて
皮肉っぽく振り返っているセリフが多かったからです。
ものの溢れる豊かな日本社会にあって、忘れられがちな「勿体無い」は、
皮肉にも逆輸入され、世界に有名になってしまいました。
「黙って帰るなんて!」とキテレツが抗議すると「だって相変わらず忙しそうだもの」と
皮肉を言う。
しかし、
皮肉なことに「早く出来るように頑張る」ということが最終的な生産性を圧倒的に下げていたのだ。
皮肉かと思って、なんで? どうして? って詰め寄ったら、あの人、じれったいほどおっとりとこう言ったの。
皮肉や風刺をこめた小説やドラマが人を魅了するのも、そこには作者のなにかしらの「思い」が表現されていて、共感を生むからだろう。
アルドがかつて品質に拘って大事に敬意を払っていた牛を、肉として食わされるマウリツィオへの
皮肉も、監督、酷いことすんなぁってドン引きですよ。