小生はその点では装幀者に小穴隆一君を得てゐる事を頗る幸福に思つてゐるものです。
なお、同探検隊が
小生の攻撃計画を採用するも、それにはなんの異議なきものなり。
一、
小生屍体引取りの際は、どうせ大往生ではありませんから、死顔など見ないでほしいということ、楊子はその場合連れて来ないこと。
紀元千八百九十五年—月—日の凱旋祭は、
小生が覚えたる観世物の中に最も偉なるものに候ひき。
小生は勿論「けふの自習課題」の作者に芸術的嫉妬を感じ候。
乃でペインに「
小生も貴君と同様の事業を企て居り候へども、貴君の既に之を完成されたるは結構千万の儀にて、先鞭の功は
小生よりお譲り可申云々」と云ふ手紙を送つた。
右の始末に候間
小生もついに『おしゃべり』のあだ名を与えてもはや彼の勝手に任しおり候