少くも の例文

尠くも・すくなくとも・少なくも・少なくとも・尠くとも・少くとも 等の意味を持つ「少くも」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→少い

「少くも」の書籍での例文

我々の生活を満してゐる無数のつまらぬ出来事を一々列挙するとせば、毎日少くも一巻を要すであらう。
——少くも覚悟しておかねばならない敵は三つあるのだ。
逗子は少し遠方過ぎるから別としても、大塚巣鴨辺から通う人は少くも往復一時間半乃至二時間近く費すであろう。
結婚前の人物や思想といふものは、結婚によつて変ることが多く、結婚前の愛は結婚と同時になくなる、少くも変形するものである。
仮令尭の手に成らずとするも、奕は少くも周若くは其前に世に出でたるものなること知る可し。
少くもわれわれ国民全体が大政を翼賛し奉るといふ意味に於て、日本の政治をよくするも悪くするも国民の責任であります。
今において回顧すれば、その頃の自分は十二分の幸福というほどではなくとも、少くも安康の生活に浸って、朝夕を心にかかる雲もなくすがすがしく送っていたのであった。
そのぼくが鏑木さんを少くも感知してゐる年月は、とうに四十年に近づこうとする長きに及んだ。
少くもぼくの飛ばした(明治三十幾年代の)凧の二円五十銭から見てまたぐんと割は高値だつたやうである。
少くもわき眼には、無感覚であるらしく思はれた。

「少くも」のオンラインでの例文

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