「尾っぽ」の例文

「尾っぽ」の書籍での例文

猿は燕尾服の尾を垂れた上、シルク・ハットを仰向けにかぶっている。

浅草公園

芥川竜之介

突然その鼻の穴から尻っ尾の長い猿が一匹、顋の上に這い出して来る。

誘惑

芥川竜之介

池の尾の寺は、僧供講説などのしばしば行われる寺である。

鼻

芥川竜之介

前田家は、幕府の制度によると、五世、加賀守綱紀以来、大廊下詰で、席次は、世々尾紀水三家の次を占めている。

煙管

芥川竜之介

——云わば、修理の心は、自分の尾を追いかける猫のように、休みなく、不安から不安へと、廻転していたのである。

忠義

芥川竜之介

おまえのようなあきめくらがのぞいたっても、犬が星をみるようなものなんだから、尾っぽを巻いておとなしくかしこまってな」

右門捕物帖

佐々木味津三

ひきつづきお跡参りと称して、紀、尾、水のご三家をはじめ十八松平に三百諸侯、それから老中側御用人など要路の大官連ご一統のご参拝があるからです。

右門捕物帖

佐々木味津三

「これはおれが高志の大蛇を斬つた時、その尾の中にあつた剣だ。

猫は尾の長い黒猫だつた。

すると如何にも羞しさうに長い尻つ尾を垂らしたなり、何処かへ行つてしまつたとさ。

虎の話

芥川竜之介

「尾っぽ」のオンラインでの例文

そのノンビリ感は尾っぽを降る馬の後ろ姿にも表れている。

Hiroshi Adachi

※ 尾藤イサオです。

ながおか

そのノンビリ感は尾っぽを降る馬の後ろ姿にも表れている。

Hiroshi Adachi

サビーノにはラビカーノの特徴である尾の付け根の白い毛がないことが多いが、1頭の馬が両方の模様の遺伝子を持っている場合もある。

垣枝

「──龍剣解放、『星辰蒼尾<ソウル・ワイアード>』ッ！」　天を突くように振りあげた大剣の柄の先に、刀身の姿はない。

ゴディバ

ここで、カレーを食べ損ねてしまった思いは、随分、先まで尾を引いた。

メンダコ

その月を凝視すると、尾を引いた火球がいくつも月に向かって飛んでいくのが見えた。

文芸誌「煉瓦」

　三ページほど読み進め、主人公の虚無探偵が暴れ宇宙エビの尾をツヨイレーザーで焼ききったところで、コトリとカウンターにカップを置かれました。

たちかぜさん

尾っぽの例文

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「尾っぽ」の他の表現

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尾っぽ の例文

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